2008年2月22日金曜日

荒涼 



ぼくは、なんとなしに
生きていた
ただ、頭が耐え切れぬほどに
重たかった
ある日
ぼくは、ころんでしまった
ぼくの頭は、ポカッと大きくわれ
ドロドロした膿みのかたまりが見えた
空は蒼ざめた灰色をしていた
ぼくの目は
気持ちよくあいていた
冷たい透きとおった風が
ヒューヒュー吹いていた
ぼくは、なんとなしに
死んでいた


これは、37、8年前に、東京で住んでいた頃に作った詩である。

小さなアパートで、ひとり、ガリ版で詩集を作っていた。
当時は、パソコンはもちろん、コピー機も無い時代だったので、手書きの詩集である。
当時は、髪は肩まで伸ばして、ボロボロのジーパンをはいて、高げたを履いて歩いていた。
地下のモダンジャズ喫茶でたむろしていた時代がなつかしい。
しかし、暗いなぁ。もぐらじゃあるまいし。

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