2025年7月20日日曜日

たましひの楽譜

 詩は・・

小説から文学の王座を奪われるまで

音楽で言えば

楽譜のようなもだった

小説のように

文字を目でたどって

読むための文章ではなかった

宴で披露され

歌劇や演劇で語られ

教会で語られ

路地で語られ

恋人に語られ

子供に語られ

詩はそういうものだった

シェークスピアの

ソネットは

鼓動をもとにつくられている

自分の作った詩を

片手に広げ

もう一つの片手を

自分の胸にあて

軽く胸を打ちながら

朗読をしてみたまえ

友人の前で

恋人の前で

子供たちの前で

朗読をしてみたまえ

君の鼓動が伝わるように

朗読をしてみたまえ

詩がたましいの

楽譜であることが

わかるであろう


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