斉藤三郎の詩集です。
森の頂上から飛び降り
下へ下へとまっしぐらに
木の枝から枝につたわって
まるで、風のように下へ下へと
飛び降りてゆく
下の端には道が見え
道のそばに
一本の大きな高い木があり
いつも最後には
そこで止まる
道には降りない
木の上から下の道を眺めるだけ
足のない私は
道に降りたら
二度と森に
もどれない
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