2025年7月20日日曜日

ワクチン注射

 私は医療従事者なので

病院で皆より早く

コロナワクチンの注射を打つことになった

病院では、あくまでも希望者に限る

というおふれがあった

が、病院を忖度すれば、なかば半強制的というか

むしろ実験台のような雰囲気がないわけでもない

利き腕はどちらですか?

と医者に問われ

左腕を出す

注射の針を刺されるとチクっとする

それからワクチンを注入される

みょうに、芯が痛むような感じがした

コロナワクチンの注射を打たれて15分間、

じっとその場で様子見

異常が無いのでそのまま立ち去る

真夜中になって急に腕や肩に痛みが走る

そうだった、

以前、私の左肩は五十肩を起こして

あまりの痛さに七転八倒したっけ

コロナワクチンの一本の注射で再発か

夜、痛くて眠れない、寝返りもできない

病院から、なにか反応があったら連絡ください

と言われていたので、朝早く病院に連絡する

婦長さんが電話に出て

三郎さん、心配いりませんよ

大丈夫ですよ

それは想定内ですので

明日も痛みが消えなかったら連絡ください

えっ、想定内・・

しかたがないので、痛みをこらえ、

一日、ふとんをかぶって寝ていた

コロナワクチンの注射をしたら

明日は仕事を休んでくださいと

婦長さんが言うはずだ

翌朝、

目が覚めると嘘のように

腕や肩の痛みが消えていた

これなら、

病院の患者さんの送迎の運転はできるなぁ

朝、婦長さんから電話がかかってきて

三郎さん、腕の痛みは消えましたか?

仕事に出れますか?

ハイ、大丈夫です

病院の中でも、私の順番が

初日だったこともあって

私の反応の症状を皆が聴いていたらしく

翌日からの順番まちの同僚は

だいぶ覚悟していたようだ

三郎さん、そんなに痛くなかったですよ

わたし、なにもなかったみたい

くちぐちに看護師が言う

覚悟していたのが損をしたみたいに

何事もなくてよかったじゃないですか

そして、昨日、

二回目のコロナワクチン注射を

打ってもらった

いつものごとく医者は

利き腕はどちらですか?

いや、一回目は左腕に打たれて

痛くてたまらなかったので

今回は右腕に打ってください

五十肩の腕はやめて

右肩に注射を打ってもらう

あれ

チクリともしない

はい、終わりましたよ

隣の席で15分間座っていて、

何事も無かったら帰ってください

えっ、もう注射したの?

わからんかった

その日の夜もなんともない

早朝、注射されたところが

少し痛むだけでたいしたことはない

きょうは一日家に閉じこもって

ぶらぶらと暇をもてあましている

何か、仕事を休ませてもらって

申し訳ない気がしている

夕方、婦長さんから電話があった

どうですか?

また、痛みましたか?

いえ、なんともなかったです

よかったですね。

では、明日、出勤お願いしますね

ハイ


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